●一般就労までの支援の流れ
@施設内での活動
施設内での作業を通して、働く力(生活面、体力面、作業面、コミュニケーション面)がどの程度あるか、何が課題なのか、どのように就職まで道筋を立てるか、どのような職場や仕事内容が適しているか、など本人と一緒に確認をしていきます。
A施設外(企業内)での活動
実習の受け入れ先として連携している企業で、1か月〜2か月程度企業内での実習を通して、職場でのコミュニケーションや仕事の理解、働く上での生活リズム、本人の希望する条件との擦り合わせなど、実習を通して振り返りながら、就労へのイメージを作っていきます。
B就職活動
一般就労に向けてハローワークの求職登録を行います。本人の希望する条件や適した条件をもとに職場開拓(スタッフによる企業開拓、ハローワークや障害者就業・生活支援センター、他の就労支援事業所等と連携して企業情報の共有など)を行います。
就職試験については、必要に応じて履歴書や面接の指導を行います。面接時にスタッフが同行をして、働く上での障害特性や配慮点、配慮方法を説明して企業側に理解をして頂きます。
C企業見学・職場実習
基本的には、企業見学、職場実習を経て就職を目指します。求人票だけでの情報では、職場環境や仕事内容、上司との関係など分からない為、企業見学や職場実習(1週間程度)を行い、本人が安心して働くことが出来るようにしてから求人に応募します。
D就職後の支援
就職が支援のゴールではありません。就職を目指す方にとっては、就職がスタートです。本人の意向に沿って、働き続ける支援だけではなく、ステップアップ(勤務時間を延ばしていく、正社員を目指す、必要に応じて転職)の支援を期限を設けずに支援を行います。